ベッドから楽に起き上がる方法
2010 年 9 月 27 日 月曜日体の運動機能が低下していたり、脳梗塞の後遺症で片麻痺がある人がベッドから起き上がるのは大変です。
楽に起き上がるには、ベッドの柵を使い、健側の腕力や体の回転・てこの力をうまく利用する必要があります。
今回は、自力でベッドから起き上がる方法を紹介します。
☆ベッドからの起き上がり方法
① 体を横に向ける
ベッドの柵を握り、両膝を立て、健側に倒すことで横向きになります。
② ベッドから足を下ろす
横向きになったら、両膝を伸ばし、ベッドの外に足を出します。
患側の足が下ろせない場合は、下になった健側の足で患側の足を持ち上げて下ろします。
③ 体を起こす
ベッドに健側の肘をつき、力を入れて体重を支えながら体を起こします。
両足をベッドから下ろす時の反動を利用して、上体を起こしてもOK。
④ 座る
柵を握っている手に力を入れて、バランスをとり座った姿勢を安定させます。
いきなり起きようとしても難しいですが、この方法なら少ない力で楽に起き上がることができます。